元気のヒミツ 桂 きん枝さん
フロンティアエイジ1月号 第2面より
元気のヒミツ 桂 きん枝さん(58)
子で目ざめ賢妻に従い
54歳で息子さんを授かった。「子どもが20歳の時、私は74歳。長生きせないかんと思うようになりました」「『目の中に入れても痛くない』とよく言いますが、それに近い感覚です」
という訳で、それからは「脳から心臓から全部調べるきつーい人間ドックと、簡便な緩いめのドックと、年2回受けてるんです」。子どもとしゃべりたいと仕事が終わればすぐに帰宅。「仲間とメシには行く。けど、飲みには行かない。(私がこうなるとは)考えられんでしょう」
奥さんは看護師さん。「救命センターといった生死に関わるようなところで働いていたので、私が熱を出して『しんどいねん』と言っても『40度超えてへんから病気やない。体調の変化です』みたいなことを言われておしまい」だそうだ。「その代わり健康食品とか、薬とかは、よく薦めてくれます。若さを保つにはこれ、養毛剤はこれがええとか言ってね」
元々から野菜、豆腐が大好物で、肉は好きじゃない。「なのに糖尿病予備軍と言われて、1日10キロも歩いたりしましたが、効果がないようなのでやめました。でもゴルフでは絶対、カートには乗らない」
天満天神繁昌亭オープンを機に、落語に力を入れ始めた。29日夜7時から同亭で『きん枝のがっぷり寄席』と銘打った会を開く。今回が3回目。林家染丸さんと各1席を披露する。また、子育ての楽しさを綴った文庫本の体験記『桂きん枝の落語な子育て』(サンマーク出版)を中旬に出す。
「これまでも会を持ちましたが、切符売らんといかんし、何を演じるのか、うまくいくんか、終演後はどうしようなどと心配のあまり、何度も胃潰瘍で入院しました。繁昌亭(216席)だと、手頃な席数なので気楽にやれます」「それに落語は健康にいいんと違います? ボケ封じになる。大声を出すので血液の流れもよくなる。冷や汗でなく、ええ汗がかけたら、気分は最高ですよ」 (ぶ)
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